忘れ女たち03/11/2011 [忘れ女たち]
何もかもが追いつかなくなってしまっている。
「ほんとうにそうか?」を消去するために。(3/17/8:19/2011)
日刊忘れ女たち03/11/2011/03432
いま思うこと
退屈で岬めぐりを歌う
少年サンデーのうえに少年マガジンを置くと
生きているあたしたちは
連結部分の空白で揺れ
青と黄色の木版画のなかに
流れている
数年前
いいえはるか昔
退屈が枝分かれをする前のこと
バスの窓からぶらんぶらんと
あたしたちの連結部分が
緑がかった
恋愛以外の脚をなげだしている
まだ痛みの星が視えません
漆黒の詩のノートは反転させたり
しないでください
ほらまたすぐに星が消える
あたしたちのこころの疎開が始る
なにも食べなくても
統合の廃棄物が生まれてくるように
視ればわかるようになっていて
星はなんにも知らない
あたしとあなたはなんでも知っている疎遠の
連結部分にセル画のように眼を閉じている
冷たい吹き出しを黙々と読んでいるのね
ああいま戻ったよ
きみは戻らず行ったが
裏返った咽喉の男が
むき出しの汚れた恋の手袋で
「係長島耕作」を900円の床屋で読んでいる
それから
伸びてくる
あなたの沈黙
散乱するあたしの白髪
「ほんとうにそうか?」を消去するために。(3/17/8:19/2011)
日刊忘れ女たち03/11/2011/03432
いま思うこと
退屈で岬めぐりを歌う
少年サンデーのうえに少年マガジンを置くと
生きているあたしたちは
連結部分の空白で揺れ
青と黄色の木版画のなかに
流れている
数年前
いいえはるか昔
退屈が枝分かれをする前のこと
バスの窓からぶらんぶらんと
あたしたちの連結部分が
緑がかった
恋愛以外の脚をなげだしている
まだ痛みの星が視えません
漆黒の詩のノートは反転させたり
しないでください
ほらまたすぐに星が消える
あたしたちのこころの疎開が始る
なにも食べなくても
統合の廃棄物が生まれてくるように
視ればわかるようになっていて
星はなんにも知らない
あたしとあなたはなんでも知っている疎遠の
連結部分にセル画のように眼を閉じている
冷たい吹き出しを黙々と読んでいるのね
ああいま戻ったよ
きみは戻らず行ったが
裏返った咽喉の男が
むき出しの汚れた恋の手袋で
「係長島耕作」を900円の床屋で読んでいる
それから
伸びてくる
あなたの沈黙
散乱するあたしの白髪
2011-03-17 08:20
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