『飛ぶこと泳ぐことの瞬き』06/27/2013/04152 [日刊忘れ女たち]
08:40:56 aoi-fumen 12/08/2012
飛ぶこと泳ぐことの瞬き
周りを囲む微笑み
消えて膝をつく一人歩き一人飛行虫に食べられる浪漫の傘は緑
白丸の時計は
ドイツへ旅発つとき
成田国際空港の
MUJIで購入した
かたちとしては一人称の永遠に続く詩劇ですが
働きかけて十余年
仏の蝉が鳴くというので関東ローム層を掘り返すと
忘れかけたイチゴ拾いの日記と書かれたタイムカプセルが通信傍受していた
岩が皆勝手に解釈し苛立ったりしているところへ
向こう見ずな手が巨大な薄型テレビの下敷きになっていた
総天然色はこゝろを高速に上気させ
思いとしては一人称の永遠に続くロールプレインゲームですが
MUJIではほかに群青色の麻のストール、パスポートケース、薄い青緑のネッククッションを買う
そのときに備えて重さを持たない
眠気を切り落とす涙であふれた水銀色の鉈(なた)を両手でにぎりしめて
ここまで入るな
整えている暇はない
魚たちはくじけている
畳なん十じょうぶんもある国立美術館のバニラ色の壁に向かって
あたしは水として生きていて
魚たちとともにいる
いまおおきな仲間が胴をうねり
まぶたを閉じ
そしてあたしを視ひらいた
ご訪問 & nice! ありがとうございました。
また遊びに来ます。
by センニン (2013-06-27 23:47)
センニンさん、有り難う御座います。
by charlie_ (2013-06-28 04:40)