忘れ女たち11/17/2012 tokyo-futyuu-3/6 [日刊忘れ女たち]
09:36 shizuoka-rain 12/22/2012
日刊忘れ女たち11/17/2012/04047
イマジンの断崖
あたしの耳はもう駄目なのでしょうか
でも辛くないです
ソラに行きます
獣のようです
あたしはあなたを蔑んでいます
イマジンの断崖の道を
くだっていく
ボンネットバスです
柔らかいです
嬉しく思います
なんねんも
あたしは馬鹿だった
あなたは遊星を信仰しています
ただひとつ
歌謡曲のように
死にたいと思って誓いをたてます
断言してことわりましょう
変わり目も知らぬ気づかずの朝に
愛隣の途をたずねたり
あなたを疎外することを
弦と管のあいだに差し込む物語は
汚くてせつないものです
種を蒔く
息を吐く
呼ばれている路傍で
警官に
殴られました
どんな堅牢な館のこゝろを盗んだのか
地下室で哭きながらやるのかと云われそうでした
そんな利口な
美しい冬が
とても残骸です
ひとばん六十億光年だけのイマジンの断崖が
木霊します
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