忘れ女たち11/05/2012 tokyo-ukima-1/123 [日刊忘れ女たち]
10:00 rokkakudou-kyoto 11/04/2012
日刊忘れ女たち11/05/2012/04035
星はなんにも知らない
理由ではない
なんにん死んだかと云うのが理由なのだ
思い出は死なない
それでも思いは死んでしまうだろう
思いはトリックですよね
猿股の砲身の恥を引っ張るように
恥ずかしくて
記憶の値打ちがない
なんにん死んだかを競いあう
あなたの國が
いちばん惚けている
星はなんにも知らない
思いを飲む
思い出は人にさそわせる
思い出は通勤電車のなかにある
思い出はなんにん人を殺したかではない
思いはなかなかあたしの肛門をでなかった
思いを日暮れの
百貨店の従業員食堂の窓から視ている
思い出があると云うのは
間違えるなよ
嘘ではないけれど
理由ではない
きみを恋したころに
どんな理由があたしにあっても
星はなんにも知らない
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