忘れ女たち07/09/2012 ukima-summer-works-17 [日刊忘れ女たち]
07/14/2012 19:14 奥村土牛「枇杷と少女」1930年
日刊忘れ女たち07/09/2012/03916
シンリのかくめい 9 〜端緒における考察〜
零れない波のふふふ碧磁石
たぐり寄せようまだらに光るその紐の
先端に付いている鍵を投げる子供たち
このまま進んでよいのでしょうか
いいえのハイウェイと
はいの運河が抱き合い
零れない波のなかから子供たちは産まれました
ふたつの誓いをたてた
視えるために演じることを吸い込んだ
母はその枇杷の樹のしたで少女として泣いている
忘れないために襖(ふすま)をすこしあけて盗み視た
トシアキは信号灯の点滅を視つめていた
視ているひとを
ふたたび愛するように視ている
そう告白した
神さま
それはいることの否定です
零れない波を
どうしてわたしのこゝろに
汲みあげたら良いのでしょう
もっと高い土地に
向うのですか
それとももっとひくい土地に
向うのでしょうか
大変遅くなりましたが
ご訪問とniceありがとうございました。
素敵な絵ですね。
by PATA (2012-07-15 21:06)
PATAさま
コメント有り難うございます。
遅くなりましたすみません。
今後ともよろしくお願いいたします。
by charlie_ (2012-07-24 05:19)