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<9>現代詩手帖2009年01月号/佐々木幹郎『私が詩を書き始めた頃ー1968年前後』他 [無謀なる365冊]

なるべく肯定で始めよう。「そうです」
正月明けから札幌に一週間、それからいまは広島です。この「手帖」も札幌に行く前新宿紀伊国屋で買った一冊です。詩誌を一冊に数えるかどうかすこし迷いましたが、なにせ『無謀なる365』ですので、OK、ペーパーも含め詩に関する冊子は、(同人誌、個人誌も)数えることにしました。(笑)
ところで、肯定で始めます。。
佐々木さんは26~7年くらい前に高田馬場の『寺小屋』と云うところの詩の講座ではじめてお会いしました。講座も講座の後も大変お世話になりました。
それは1968年からだいぶたっております。ですからほんとうは「肯定」か「そうでないか」はわかりません。
一回は書棚に戻したのですがやっぱり買ってしまいました。おかげで1万円も買ってしまいました。
ミラン・クンデラと云う作家の話が「骨子」となっています。クンデラの本は読んだことがありません。映画は一度視ましたが、ほとんど忘れました。なにかもやもやもやもやした感じでありましたが、
「68年にどう遡るかー伴走者クンデラ」と云うところから始まります。なんだか読み進むうちにわたしはどんどんどこかへ行ってしまいます。ちゃんと走れていないようです。脚が痛いのでしょうか?鍛錬が足りないのでしょうか?伴走者がいないからなのでしょうか?
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掲載詩で印象に残りました。
加藤祥造『倦夜 伊那谷中沢』・・・渋くてよわくて泣ける
新川和江『ブック・エンド』・・・懐かしくてやさしい
粕谷栄一『幸福』『孫三』・・・王道
中尾太一『不屈の精神』・・・そうだそうだ
その他評論
田野倉康一『絵の力 牧島如鳩展をめぐって』・・・知りませんでした

ちょっと酔っぱらった。。広島にはあと一週間。

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