09/29/2010忘れ女日報／日刊忘れ女たち

忘れ女日報09/29/2010『yasumi-ukima-ikebukuro』

おとといの晩は少し飲み過ぎた。下の娘とトラン・アン・ユン『青いパパイヤの香り』をDVD鑑賞しながら、焼酎二杯多かったようだ。で、明け方久々の胸の痛みで目を覚まし（先月病院へ行ってから、痛みがなかったのでここぞとばかり）、処方されていた舌下錠を試してみた。痛みそのものは強くはなかったのだが、薬の効果を確かめたいと云う気持ちが強かった。結果は変わりなし。痛みは２０分くらいで治まったがこれが薬の効果とはとても思えない。医者の云うようにこの痛みは循環器系のものではやはりなさそうだ。


わが街をわが鳥の行く反飛行


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日刊忘れ女09/29/2010/03266　　（蓬春の白鷺の絵を視ていた）




くわっと開いた嘴のその奥からほそく赤肌色の舌がでている
ころがった弱さを滅ぼすように指差すように
嘴で射す
舌で射す
訃報のあとでくしゃくしゃの心持ちを
弱気のあとの甘いうすい椿の感傷を
くわっ
おまえ終わらない
あたし捕獲されない
どんなに恥ずかしくても雨の日のボロ雑巾のように許せなくても
くわっ
あなたに交わらない
おまえは後ずさる
だから嘴で射す白鷺の俊敏を
舌で威嚇する
余白のさらにその外の
過剰な不安を

くわっ
見逃さないでください





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日刊忘れ女09/28/2010/03265　　未縞
日刊忘れ女09/27/2010/03264　　未縞

忘れ女日報09/28/2010『tokyo-machida-7/7』未縞
忘れ女日報09/27/2010『tokyo-machida-6/7』未縞