『つつつ不二のやま-4(訳(わけ))』03/16/2013/04102 [日刊忘れ女たち]
16:27 kogane-chou-eki 02/24/2013
つつつ不二のやま-4(訳(わけ))
校舎は廃墟となって
駅前に抜ける道の角にあったギター教室は消えてしまった
救いは日舞の教室
残っていて
会員の結束力の強さを物語り
あたしこゝろの車掌さんとしては生命保留の街角として
残っていることが嬉しい
長いあいだ喋りつづけた
伝えたいことはとくに無かったが
あること無いこと起こるであろうこと起こって欲しいこと
高揚すると声も夏のソラに舞い上がった
長いあいだ喋り疲れた
泥酔ホテルのベットできみに裸の尻を向けながら
なにか称えるものを書きとめておこうと思った
喋り疲れたからね
まあ凡庸でさらに大雑把
忘れっぽいが執念深く人一倍妬み
羨み焦燥して小心震えが止まらない
つつつ不二のやま
つつつ不二のやま
良いできばえとはさらさら思っていないけれど
視ているのさ
その頂を
その裾野を
嬉しさと
夏のソラを
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