つつつ不二のやま 02/18/2013/04085 [日刊忘れ女たち]
10:28 kyoto-ame-agaru 01/15/2013
つつつ不二のやま
なにを
先生の永遠のあぶく銭を
きっともう大地とおさらばする
その管(くだ)を
不二のやまでは大事な話し合いが
とてもさむい
視あげれば白く明るいガスから舞う雪を
舗装道路の十字架につたう
読むこともなし
つつつ不二のやま
あたしたち阿婆擦れは
犬といっしょだ
ここに集う
つつつ不二のやま
きみの笑顔をだれも知るまい
きみのスクラッチされた獣の痙攣を
だれも知るまい
四通りの仕種を数えながら
歩いてゆく
アリが刺した
不二を刺した
犬がよろめき
あたしたちは真っ天上に
ツキヌケロ
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